みなさん、こんにちは。
2年生以上の方は、そろそろ実習が本格化する頃ですね。

実習期間は、病棟での実習はもちろん、
実習前の予習や毎日の記録など、忙しい日々が続きます。

特に、担当する患者さんの疾患や発達段階ごとの特徴などを
理解するための「事前学習」に苦労している方は多いのではないでしょうか。

そこで、皆さんにお勧めしたいのが『なぜ?どうして?』シリーズです。

実習で使える『なぜ?どうして?』

会話形式で読みやすく、イラストも豊富でわかりやすいと評判の
『なぜ?どうして?』シリーズですが、
実習前・中にも役に立つ本としてたくさんの先輩から支持されてきました。

『なぜ?どうして?』が実習対策に役立つのは、

①疾患の病態生理から治療、看護までをストーリーで解説している
②実習中の看護学生が主人公だから、実習中によく出会う場面やその対応を主人公とともに学べる
③実際に患者が登場するので、患者の気持ちを理解することができる

という特長からです。

そこで今回『なぜ?どうして?』シリーズのなかでも、
特に実習前に役に立つお話を紹介していきますね。
題して、「実習前にココ読もう!」です。

 


 

第1回のテーマは”がん看護”です。

編集部で独自に実施したアンケートから「成人看護学」の実習で出会った
疾患のランキングを出したところ、
1位が大腸癌、3位が胃癌、5位が肺癌と上位5位のうち3つをがんが占めました。

実習でがんの患者さんに接する機会はかなり多いですよね。
がんの患者さんを受け持つ際は、どの部位のがんだとしても
まずはがんについての基本的な理解が必要となります。

がん看護・成人看護学がテーマの2巻

そんな『がん看護』をテーマにしているのが、
『なぜ?どうして?②成人看護学総論』(2巻)です。
2巻は「成人看護学」がテーマの1冊で、
ライフサイクルと発達・危機”“一次救命”“周手術期の管理”などのお話が収録されていますが、
7章~9章までの3章にわたって、がんの特徴から治療法、終末期の看護についてのお話もあります。

それぞれ実際の紙面ではこんなふうに解説しています。

●がんの特徴


●がんの化学療法


●終末期の看護

 

このようにストーリーとたくさんのイラストから、
現場の臨場感が伝わるように解説しています。

がん看護の事前学習や、実習中の雰囲気・患者さんの気持ちを
深く理解したい人は、
ぜひ『なぜ?どうして?②成人看護学総論』(2巻)を
一度お手に取ってみてくださいね!