『なぜ?どうして?』のススメ③~国試受験生のあなたへ ~
連載『なぜ?どうして?』のススメも今回が最終回。
ここまでの連載では
①新入生・初学者
②実習前・中の学生
に向けた『なぜ?』の活用法を紹介してきました。
今回は次の看護師国試を受ける受験生のための活用法をご紹介します。
おや、受験生が悩んでいるようです。どうしました?
「去年は実習が忙しくて、国試の勉強やってないんです、大丈夫ですか?」
「過去問題集をやってみたんだけど、難しくて解けない……」
大丈夫、よくあるお悩みです。
そんなアナタにも『なぜ?』がおススメ!
国試対策に『なぜ?』をオススメする2つの理由
①『なぜ?』を読むだけで国試が解ける!
『なぜ?』は、”基礎知識が学べる本”というイメージがあるかもしれません。
でも実は読むだけで国家試験の問題が数多く解けるようになっています。
その理由は、国試の出題内容をストーリーに組み込んでいるからです。
たとえば3巻の「心不全」のお話から抜粋した次の2ページを読むだけでも国試が解けるんですよ!
実際に読んでみましょう!
これだけでも国試を解くために十分な知識が身についているんです。
さあ実際に出題された国家試験の問題にチャレンジしてみましょう!
103回午後33 急性左心不全の症状はどれか.
1.肝腫大
2.呼吸困難
3.下腿浮腫
4.頸静脈怒張
105回午後13 咳嗽が起こりやすいのはどれか.
1.右心不全
2.左心不全
3.心筋梗塞
4.肺梗塞
わからなかった人は『なぜ?』をもう一度読んでみましょう。
2問とも正解は2です。
『なぜ?』を読むだけでも国試が解けるようになるんですよ!
②国試対策の定番書籍『レビューブック』や『QB』と一緒につかうと効率アップ!
問題集や参考書を開いてみて、「内容が頭に入ってこない」「問題が解けない」
といった人は、関連する『なぜ?』のお話を読むことをオススメします。。
『なぜ?』は、さきほど話したように国試の内容を踏まえて作られている上に、
会話形式や豊富なイラストによって丁寧に解説されています。
姉妹本の参考書『レビューブック』や
問題集『クエスチョン・バンク(QB)』、
『クエスチョン・バンクSelect必修』には
『なぜ?』の参照ページがついています。
これらの本で勉強してつまずいたときは、ぜひ『なぜ?』を開いてみましょう!
さて、連載『なぜ?どうして?』のススメはこれでおしまいです。
最後までお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。
『なぜ?どうして?』シリーズは、
看護を初めて学ぶとき、実習前や実習中、最終学年で国試対策をするとき、
学生生活のさまざまなタイミングで活用することができます。
知らないひとも、ぜひ1度は手にとってみてくださいね!