講師 : 小田嶋 晋
1962年生まれ
1987年:行政書士試験合格
1989年:社会保険労務士試験合格
1990年:東京アカデミー仙台校講師
———————————————————————
同校東北ブロック講師として、民法、社会保障法を中心に大学卒業程度公務員、
保健師・看護師国試、社会福祉士国試などを担当。
東北地方の公立・私立大学を中心に講座講師としても出講中。

1962年生まれ
1987年:行政書士試験合格
1989年:社会保険労務士試験合格
1990年:東京アカデミー仙台校講師
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同校東北ブロック講師として、民法、社会保障法を中心に大学卒業程度公務員、
保健師・看護師国試、社会福祉士国試などを担当。
東北地方の公立・私立大学を中心に講座講師としても出講中。
受験生のみなさん、こんにちは。今回は医療法について学習します。
看護師国試では、午前・午後で各一問ずつ出題されることが多くなっています。必修問題でも出題されることがあります。保健師国試でも数問出題されますので、しっかり学習しておきましょう。
『医療法』はどんな法律か
医療法は、病院等の医療提供施設の設置の根拠法であるとともに、医療計画の策定、医療の安全確保、医療機関の機能の分化と連携等が定められています。
何が出題されるか
看護師国試では、病院・診療所等の定義、人員配置基準がよく出題されます。そのほか、地域医療支援病院・特定機能病院に関する事項や医療計画の内容も定番といえます。保健師国試では、出題分野は看護師国試とほぼ同じですが、より細かい出題があります。
実際に解いてみよう
今回は基礎的な問題を10問用意しました。それでは、いっしょに解いてみましょう。
問題:各文の正誤を判定し、 誤りの文は誤りを正しく直しましょう。
Q1 診療所とは、医業又は歯科医業を行う場所であって、無床もしくは20人以下の患者を入院させるための施設を有するものをいう。
Q2 地域医療支援病院になるには、都道府県知事の承認が必要である。
Q3 特定機能病院には、救急医療の提供が要件とされる。
Q4 病院の一般病床の看護職員の配置基準は、入院患者3人に対して看護師及び准看護師1人である。
Q5 医療事故調査・支援センターは、都道府県・保健所設置市・特別区が設置しなければならない。
Q6 医療計画は、都道府県が原則5年ごとに変更する。
Q7 医療計画には、4疾病5事業と居住等における医療の確保の目標に関する事項が記載される。
Q8 一般病床は、三次医療圏を単位として基準病床数を定める。
Q9 二次医療圏は、原則として都道府県単位である。
Q10 医療法では、医療従事者の確保等に関する施策が定められている。
「クエスチョン・バンク2019」の社―104~108に医療法の過去問がありますので、
復習しましょう。今回学習した内容が国試で出題されるとよいですね。がんばれ受験生。