A.健康上の問題のうち、看護師が独自に介入できるものが看護問題です。
健康上の問題とは、患者さんが健康的な生活を送るうえで生じる様々な問題のことをいいます。これらの健康上の問題のうち、看護師が独自に介入し、解決へと導くことが可能な問題を看護問題といいます。看護問題は、問題を引き起こす原因・誘因や危険因子に看護師が介入できるかを考えることで明らかにすることができます。看護師だけでなく、他職種との協働により介入する問題は協働問題になります。
図1(『看護がみえるvol.4 看護過程の展開』p.41より)
関連するQ&A
●看護過程におけるアセスメントとは何ですか?
●看護過程において、「人間の反応」を理解する必要があるのはなぜですか?
●“看護問題を含む健康上の問題の把握”では、何か新しい問題を把握するのですか?
『看護がみえるvol.4』参照ページ
●健康上の問題と看護問題について、もっと知りたい→p.41
●問題に介入する職種を明確にする方法→p.114
●問題の原因によって介入者が異なる例→p.115